南相馬市の文化は、７月下旬に三日間開催される「相馬野馬追」を見ずに語ることはできません。500騎の騎馬武者が勢ぞろいする勇壮な「お行列」、旗指し物をなびかせ人馬一体となって疾走する「甲冑競馬」、天中高く打ち上げられ花火か舞い降りてくる旗を奪い合う「神旗争奪戦」、これらの1000年以上続く歴史ある行事を見るとともに、南相馬博物館、太田神社、などを見学。また、南相馬の現状と課題、これからの取組みについて考えます。

野馬追フィールドワークに参加の外部支援の方々→

　震災の傷跡や復興へ向けた取り組みを学んだ後に、ワークショップを開催し、①南相馬の良さ、②南相馬の課題、をまず考えました。そのうえで、地元の皆さんの思いも反映しながら、③2030年に目指したい姿、④そのためにどんな取り組みうをするか、などを話し合いました。

「野馬追フィールドワーク」は外部支援の人たちが、南相馬の文化を知るとともに、南相馬の現状と今後に向けて取り組みを共有し、復興とこれからのまちづくりを推進してゆくきっかけづくりを目的としています。相馬野馬追と同時に開催するため、とても忙しいスケジュールとなりました。参加者のみなさま、お疲れ様でした。ご協力いただいた皆さま、お世話になりました。
　今後の取組みにつなげていただけたら幸いです。